ブログ

2013.07.31

おねえちゃん、すぐに就職決まりまっせ!!

先日の帰りの電車にて
天満橋からお京阪に乗ったところ、その日は天神祭と重なり、夜10時半という遅い時刻にも関わらず、電車はそこそこ混雑していました。
吊革に捕まった私の斜め前には、酔っぱらいのおっちゃん3人組(仮名Aさん・Bさん・Cさん)が5人分ぐらいの座席を占領して、大きな声で熱弁を奮っていました。
(私「ちょっと詰めてもろたら座れるけど、絡まれたら嫌やし、我慢しよ・・・」)
そんなことを思って、吊革につかまっていると電車は京橋に到着。

ところが、このおっちゃん達、仲間連れでわいわい話しているうち、電車が今どのあたりまできているのか解らなくなってしまったようです。
ひときわ声の大きいAさんは、仲間のBさんCさんに今どこかを訪ねるものの、お互いが話に夢中になっている酔っぱらいのため、3人ともわかりません。
そこでAさんは、自分の目の前に立っている眼鏡をかけた小柄な女性に声をかけました。

酔客A「すんまへんおねえさん、ここどこでっか?まだ、守口ちゃいまんな~」
女性「いえ、まだ京橋ですよ」
酔客A「ああよかった。おおきに~」
ここまでは、割とありがちなやりとりでしたが、
この先話が珍しい流れになり、私の耳はダンボになってしまいました。

酔客A「すんまへんなぁ~、酔っぱらってるもんやさかい~」
女性「(ほほえみながら)ほどほどに。」
(私「へぇー、見ず知らずの人に、しかも酔っぱらい相手にこのおねぇちゃん、ちゃんと?突っ込みはんねや。すごいなぁ」)

酔客A「エヘヘヘ・・・おねえちゃん、なかなか返しうまいなあ。今からちょっと飲みに行こかぁ~。」
(私「うわぁ、かなんなぁ。おねえちゃん、からまれるで!!」)

酔客B「こらこら、そんなん言うから、いつも嫌われんねん」
(私「ちゃんとフォローが入って良かった・・・(´∇`) ホッ」)

酔客A「おねえちゃん、学生さんか?」
女性「そう見えます?でも、もう24なんです。」
(私「そ・・・そんな見ず知らずのおっちゃんに、トシばらさんでも・・・!」)

酔客A「そうかいな。ほんなら会社帰りか?」
女性「それが、なかなか就職が決まらなくって・・・・・・・。

どっかええとこ紹介してもらえませんか?」
(私「えーっ!電車の中でいきなり就職相談?しかも初対面の酔っぱらいにぃ~ ヮ(゚д゚)ォ!」)

酔客A「いきなり紹介して言われてもなぁ。そうやなぁ・・・、消防署なんかどないや?」
(私「なんでやねん!!」)

女性「・・・。あのー、わたし美大出身なんで、ちょっと・・・。」
(私「『消防署』が出てきたことに対する突っ込みはないんか!」)

酔客A「おねえちゃん、彼氏おんのか?」
女性「はい。ここに・・・。」
酔客A「おおっ!!・・・・そうやったんか。気付かんかったわ。」
(私「Σ(; ゚Д゚)ウハッ 隣に立ってはって、私も彼氏の存在に全然気付かんかったわ!!」)

女性と私の間にはいかにも優しそうな彼氏が、苦笑しつつ立っていました。

酔客A「おとなしいなあ。しゃべりの女に静かな男、ええ組み合わせや。お似合いやで!!」

自分が一番しゃべりなことを棚に上げて、全く調子のええおっちゃん・・・
この後もおっちゃんと女性との会話ははずみ、(彼氏はただただ苦笑しているのみ)おっちゃん達は守口駅をご機嫌さんで、降りていきました。
別れ際、その女性はおちゃん達に、「色々お話しくださり楽しかったです。ありがとうございました。」と丁寧にお礼を言っていました。

弱冠24歳でありながら、このできたおねえちゃん、今はたまたま縁がなくても、きっといい仕事が見つかるに違いありません。
「彼氏共々、この女性に幸多からんことを!!と願った、天神祭の夜でありました。


社会保険労務士 繁笑事務所

〒540-0033
大阪府大阪市中央区石町1-1-1
天満橋千代田ビル2号館 7階
TEL : 06-6809-5082
FAX : 06-6809-5982
E-mail : info@hanjou.jp
URL: https://www.hanjou.jp

カレンダー

«7月»
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31    

カテゴリーリスト

フィード

ブログ内検索

ページの先頭へ